「親が亡くなった後、不動産の名義変更をしていない…」
このようなご相談は非常に多く、特に長期間放置してしまっているケースも珍しくありません。
今回は、実際に10年以上相続登記を放置していた方からのご相談事例をご紹介します。
ご相談の背景
愛知県内にお住まいのAさん(50代男性)からのご相談です。
Aさんのお父様は約12年前に亡くなっており、ご実家の土地・建物はお父様名義のままになっていました。
「特に困っていなかったため、そのままにしていた」とのことですが、今回、将来的に売却を検討する中で名義変更が必要だと分かり、ご相談に至りました。
問題点の整理
今回のケースでは、以下のような問題がありました。
・ 相続登記が長期間未了(約12年)
・ 相続人が複数(兄弟3名)
・ 一部の相続人と連絡が取りづらい状況
相続登記を放置していると、時間の経過とともに相続関係が複雑化し、手続きが困難になる傾向があります。
また、今後は相続登記の義務化により、放置によるリスクも高まっています。
実際の対応内容
① 相続関係の調査
まず、戸籍の収集を行い、相続人を確定しました。
→ 被相続人の出生から死亡までの戸籍を取得
→ 相続関係説明図を作成
② 相続人との調整
相続人である兄弟3名それぞれに連絡を取り、遺産分割について協議を行いました。
今回は、
「不動産はAさんが単独で取得する」という形で合意が成立しました。
③ 必要書類の作成
→ 遺産分割協議書の作成
→ 登記申請書の作成
専門的な書類についてはすべて当事務所で対応しました。
④ 登記申請
法務局へ相続登記を申請し、無事に名義変更が完了しました。
解決までの期間・費用
期間:約2ヶ月
費用:約10〜15万円程度(登録免許税を含む)
※事案の内容や不動産評価額により変動します
今回のポイント・注意点
■ 放置期間が長くても解決可能
10年以上経過していても、適切な手続きを踏めば問題なく登記は可能です。
■ 相続人間の合意が最重要
今回スムーズに進んだ要因は、相続人間で合意が取れた点です。
■ 早めの対応が結果的に負担軽減
時間が経つほど、「相続人の増加(次の相続発生)」 「連絡困難」などのリスクが高まります。
司法書士に依頼するメリット
今回のケースでは、司法書士に依頼いただいたことで、
・ 戸籍収集の手間を削減
・ 相続関係の正確な整理
・ 書類不備によるやり直し防止
といったメリットがあり、スムーズな解決につながりました。
同じようなお悩みをお持ちの方へ
・ 名義変更をしていない不動産がある
・ 相続手続きがよく分からない
・ 何から始めればいいか不安
このような方は、早めのご相談をおすすめします。
初回相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。