ケンタッキー食べ放題の何がやばいかって、回転が早くて常に揚げたての状態で食べられるところなんだよ!!!!!
ケンタッキーの食べ放題に行ってきた。ケンタッキーフライドチキン小野原店
カーネルパフェ(食べ放題)
※小野原店のみの実施となります。
http://www.kfc.co.jp/search/
(カーネル「バ」フェだと思ってたけど公式ではパフェって書いてある)
日本で唯一、日本で唯一ケンタッキーの食べ放題が出来る所が大阪府の箕面にある。
ちなみに、この近所にはミスタードーナツの実験的店舗でスパゲッティとか食べられる店もある。なんだ、なんなんだ小野原は。
ケンタッキーの食べ放題はこれで二回目。ここはすごい。タイトルでも言ってるし冒頭で言うけど美味い。おそらく最高のケンタッキーフライドチキンを食べられる店はここだ。
さて、やっと書き始めます。
日本で唯一無二の店。ケンタッキーフライドチキン小野原店
仕事で近くに来ることがあり、少し時間があったので来た。来てしまった、この天国である地獄に。
武器
店に入りカウンターに向かうと、こちらが注文をする前に「バイキングですよね?」と確認される。注文ではなく確認。闘志がにじみだしていたのか、はたまた、ここはほとんどが食べ放題に来る戦場だったということか。
1350円を払い、武器と防具を手にする。制限時間は60分。
戦場が
いざ繰り出す戦場へ。昔来た時よりも綺麗になっているように感じる。前は1200円位だった気がするので150円で綺麗さを手に入れた。戦場での衛生は何よりも大事であるので非常に嬉しい事である。
好きな部位選び放題、好きな部位選び放題
いざ獲物を捕獲する。
まずはチキンだ。オリジナルチキンだ。チキンは保温のための器具におかれているがそれがまるでライトアップ。オリジナルチキンというスターを照らす用意されている。
そのチキン、なんと、好きな部位が選べる。ドラム、ウイング、サイ、キール、リブ(部位の詳細は勝手にググってください)。
通常店舗ではどの部位が当たるかは運否天賦。むね肉ともも肉、それらは味も、香りも、食感も値段すら違う。別物であるので別の商品として売られているが、否、ケンタッキーにおいては同じ値段を払っていてもどの部位が来るかは天(店員)の意思一つなのだ。
それがここでは、好きに、選べるっ…!!!
(こってりした中でも)さっぱりした物が食べたければキールを選べばいい、(こってりした中でも)ジュワッとこってりしたものが食べたければリブ、(こってりしてるけど)食べやすさとバランスのドラムも良い。
それらの食べ比べ、または好きな部位だけの乱獲。それも許される。食べきれる量の捕獲であれば許されるのだ。
これだけでも来る価値があるといえるだろう。
ナゲットも、クリスピーも。
更になんと、オリジナルチキンだけではなく、チキンナゲットも、クリスピーも食べ放題だ。
ここはチキン食べ放題じゃない、ケンタッキー食べ放題だ。チキンだけじゃなくナゲット、クリスピー、ポテト、ビスケット…。重々把握しているであろうチキンの強さだけでなく、 ケンタッキーという存在自体の強大さを知ることになる。
値段書いてないのが良い。
その強大さの一端がこれ、クリスピーをご飯に乗せてクリスピー丼。何を言っているのかわからない。わかるけれども何故言い出そうとした、これを。
期間限定と書いているがクリスピーは定常的に出されているし、ご飯もある。何が限定なのか、ネギか、丼のタレか。じゃあ、右側のマヨネーズ版がレギュラーメニューか。
なんとパスタ二種類
そして正にここでしか食べられないのがケンタッキーパスタ。レトルトな感じがするが多様性がうれしい。そして右奥はビスケット、左奥は唐揚げ。唐揚げである。
少し前にケンタッキーが唐揚げの店舗を出した事が話題になったがここにある。ケンタッキーの唐揚げはここにもある。今のところ日本に4店舗しかないようだが、ここにもある。唯一無二の店でもあるし、唯五無十くらいでもあるようだ。
普段ならこれだけでも充分お腹いっぱい
さてまずは第一波。オリジナルチキン二本にビスケット(何故これがビスケットっていうか未だにわからない)、クリスピー一本にナゲット一個、あと野菜。
チキンだけで攻めても良かったのだが、年を食ったせいか、お行儀よく色々なものを取ってしまった。久しぶりに相まみえた強敵(とも(オリジナルチキン))におびえてしまったのかもしれない。
写真で伝わらないのが残念。
が、それは杞憂。ファーストインパクトで自らの欲望と、暴力的なまでの旨さを思い出した。
美味い!!!!
圧倒的に美味い、このチキン。
揚げ時間がかかるためか、ケンタッキーでは作りおきがされており注文が入ったら保温器から取り出して提供するというシステムになっている。この食べ放題でも保温器で提供されているが、そこは通常店舗とチキンの提供量が違う。
圧倒的に食べられ、作り続けられるチキン。揚げてからの時間を管理する必要など無く、揚げて出されたその刹那食べられるチキン。
チキン一本、ナゲット二個、ポテト、唐揚げ二個、たらこスパゲッティ
旨み、脂というものは完成した時から全力疾走を続ける少年のようなもので、ペース配分なんか考えず走り続ける。
どんなに強い旨みでも全力疾走を続けたら、徐々に失速し弱まっていく。それは保温器で温度を保ち背中を押されても延命するだけで力を保つことなど出来やしない。一度失ったエネルギーは電子レンジなど、無理矢理の力を加えられても戻らない。それは出来たてだけの輝きなのだ。
これが、本当のケンタッキーの力…!!!いくらでも食べられそうな気がするッ…!!!!
前に来た時にはなかった気がする!!!
更に恐ろしい物に気づいてしまった。このケンタッキー、酒があるぞッ!!!
無敵のチキンにプレミアムモルツ。いいのか、これは合法なのか。ここまでの快楽に溺れない意味がわからない。危ない、車できていて助かった。公共交通機関では来づらい場所にあるのが幸いした、だが、これはまた必ずこなければならないだろう…。
こんなのもあるのか。
アルコールの誘惑を抑え、少し休憩、コーラフロートだ。
折角来たんだからこんなこともしちゃうよ~。位の感じで普段やらないコーラフロートをやってみたらば非常に美味かった。
ソフトクリームの旨さは当たり前ながらも、ソフトクリームに触れたコーラが炭酸を失わずシャーベット状になっており、パチパチと弾けシャリシャリと口当たりが心地よい。そして広がるミルクのコク~。うあまいな。コーラフロート。
こんなことにも気づかせてくれるケンタッキーすごい。
コーラから何故かカメラがぼんやりした感じになった。
さぁ、休憩もそこそこに、またチキンをむさぼろうか。と思うも、手が止まる。全然食べれない。
まだ三本、無敵のチキンをまだ三本食べただけなのだ、初めに感じたいくらでも食べられる感は鳴りを潜め「濃いな~」という感覚に押しつぶされる。
美味い、野菜が美味い。
彩りのため。と取っていた野菜が美味い。ドレッシングもかけていない野菜を欲してたまらない。
味がするかというとみずみずしいよね。くらいの感じだが美味い。強い味を浴び続けていたための揺り戻しか、無い位の味が美味い。最高。
普段から健康のため、彩りのため、そんな感じで食べていた野菜がこんなに美味しく感じられたことはない。今までで一番美味い野菜かも知れない…。それほどまでに感じる美味さ。
感情で求めているのはチキンなのに体が求めるのは野菜。本能は体の適切な状態を求めるのであって、普段から無理して野菜食べなくても自然と食べたくなった時に食べたら大丈夫なんじゃないか…。
まさにこの時が「長生きしたいなら食べたいものを食べなさい教」が生まれた瞬間であった…!!(生まれてない)
いたれりつくせりすぎだと思う。
ということでここでフィニッシュ。
チキン4本 240円*4
ナゲット5個 390円
クリスピー一本 180円
ビスケット1個 180円
ポテト適当 200円(Sサイズ)
ごはん 不明
たらこスパゲッティ 不明
コーラ二杯 170円(Sサイズ)*2
コーラフロート一杯 不明
カフェラテ一杯 不明
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合計 2250円+不明
結果、以上のような感じになった。1350円で元が取れたかどうか、そういう所をやっぱり気にしてしまうのだけれど揚げたてとか食べ放題という魅力を考えたら何をどうしても最高だと思う。
このあと、カフェラテ飲みながらダラダラしていたら、外人のおっさん二人組が入ってきて山盛りチキンにガッついてて、なんか、やっぱり似合うな…と思っていたら
「コンダケ 食ベタラ 交通費考エテモ 得ヤナ」
って言って笑ったが他の人達も、入ってくるときはワクワク感満点、食べ初めは猛烈、途中で目が死に始め、最後には苦しそうにお腹を押さえて帰っていくのを見て、人間ってみんな同じだな…。人はみな分かり合える…!!
って思いながらお腹押さえながら帰って、満腹すぎて晩御飯も食べられなかった。ケンタッキー食べ放題は幸せすぎて危険すぎる。